空前の起業ブームといわれている今。中小企業白書によると、起業したい人は全国に130万人おり、サラリーマンの40人に1人が一国一城の主を夢見ている。現在、事業を始めようと準備中の人は60~70万人。その中から実際に起業する人は年に18万人。ただし成功するのは1500人中1人の計算。起業する人のわずか0.066%が成功者、反対に99.934%は敗者とのこと。
この本のキャッチコピーに利用されている「成功するのは1500人に1人。」という数字はいかにも恐ろしい率に見えるけど、中身を見ると、これは上場をゴールと仮定した場合の数字のようです。いずれは、と夢見る人も確かに多いだろうけど、そこまで風呂敷広げるつもりがない人も存在しているので、実際はもう少し緩い数字に収まると思われます。
「リストラされた中高年起業家は世間知らず」
こんな感じで中高年の脱サラ組にはやたら手厳しい。役員、管理職経験者でこれまでにそれなりの実績を残してきた人ほど危ないそうです。プライドと自負が仇になって、地に脚が着いていない。見通しの甘さも命取りに。=会社病。大企業でぬくぬくと育った真面目サラリーマンに起業バカが多いと書かれています。
積み上げてきた実績は、目に見えない習慣やルールの上に成り立っている。すでに身体が慣れてしまっているために、それを捨て去るのは容易ではない。自分のように元々何もない輩とは違って、みなさん数多くのご苦労があるのでしょうね。