K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!
今年は特にひどいカードばかりだったなー。毎年、格闘技ファンの支持を得られるようなカードは少なくて、一般層が喜びそうな数字の取れる色物の組み合わせが多いから、ダイナマイトに過度な期待をしても仕方ないんだろうけどね。結局、盛り上がったのは唯一KID選手のカードと、「やれんのか!」絡みの2試合というこの悲しさ。
▽立川隆史 vs 井上由久
元プロ野球選手のローキックで倒される空手家。なんなんだよこれは。さすがに空手をやってる人からもブーイングが起こるって。普通のおっさんやがな。
▼K-1甲子園 U-18日本一決定トーナメント
誰だって最初から強いわけじゃないし、面白い試合を見せれるわけじゃないことはわかってる。でもプロのリングで子供の試合を何試合も見せるのはやめてくれ。格闘技界の裾野を広げるという意味では、こういう大会を開く価値もあるんだろうけど、体も出来ていない、技術もまだ未熟な選手の戦いは何試合も見るに堪えないよ。せめて一試合だけ、和やかな雰囲気で見れるような形にしておくれ。
▽宮田和幸 vs ヨアキム・ハンセン
宮田選手は性格的に素材の良さを発揮できないタイプなんだろうな。攻めを維持できないせいで劣勢に回りやすいというか、徐々に相手ペースに巻き込まれてそのまま打つ手なく終わる印象。
▼メルヴィン・マヌーフ vs 西島洋介
洋介山氏は引退も考えた方がいいのでは。もう芽がない気がする。
▽ミノワマン vs ズール
こんなもんハッスルでやったらええがな。
▼田村潔司 vs 所英男
体重差もあるし、何に期待して見れば良かったのかわからなかった。所選手は懸命に攻めてたんだけど、田村選手の重さがそのまま守りの強さに転換されたような感じで、グラウンドの攻防が味気なかったし、立ち技の一発にも期待ができなかった。このカードの楽しみ方がわからない。
▽武蔵 vs ベルナール・アッカ
K-1GP準優勝という肩書きの選手が、お笑い芸人相手に3Rまでもつれ込むってどういうことやねん。しかも総合ルールならまだしも、長年自分がやってきたK-1ルールじゃないかよ。1Rかなり打ち込まれたせいで、素人相手に余裕を演出したという言い訳もできなくなったし、相手のスタミナが続いてればもしかすると判定負け?というような結果も予測せざるを得ない内容だった。まぁある意味面白かったから満足はしてるけど。
▼ニコラス・ペタス vs キム・ヨンヒョン
ニコラス・ペタスは日本語が上手い。
▽魔裟斗 vs チェ・ヨンス
キックボクサーとボクサーがやると、毎回こういう結果になってしまうよな。仮に魔裟斗選手がボクシングだけで戦ったら面白い内容になっただろうけど、さすがにそれで勝てるような相手じゃないしなぁ。
▼ボブ・サップ vs ボビー・オロゴン
こんなもんハッスルでやったらええがな。
▽ハニ・ヤヒーラ vs 山本“KID”徳郁
ヤヒーラ選手のグラウンドテクニック見たかったなー。ネコパンチも意外にヒットしてたから思ってたより見所が多かったけど、立ち技だけで勝負したらKID選手に分があるよな。
▼桜庭和志 vs 船木誠勝
正直、これは見たくなかった。勝てなかったけど、かつてヒクソン・グレイシーとの戦いで格闘技ファンに夢を与えた選手なわけさ。それがこんな形で復帰して、全盛期を過ぎた相手に何も出来ずに敗れるというこの虚しさ。一度しかない人生、本人がやりたいと言うのなら気が済むまでやればいいと思うさ。だけど燃え尽きた灰にまた火をつけて、一体何が燃え上がるというんだ。
▽エメリヤーエンコ・ヒョードル vs チェ・ホンマン
体格差を活かしていいポジションを取ったけど、それだけで勝てるような相手じゃないよな。チェ・ホンマン選手が勝つとしたら、偶然でもなんでもいいから一発重いのが入るような展開しかなかったと思われ。
▼三崎和雄 vs 秋山成勲
ブーイングが凄かったなぁ。格闘技ファンってプロレスに対する幻想を本気で信じてたように、純粋だからこそ卑怯な行為や不正に特別厳しいんだよな。旧PRIDE側のリングだったから余計アウェイな雰囲気が出来上がってたということもあるかな。地力では秋山選手が勝るんじゃないかなと感じてたけど、三崎選手の敗北寸前からの逆転劇で、多くの格闘技ファンが望むような結果になったんじゃないかと思う。だから個人的には今回の敗北で禊が済んだということで、もうこれ以上彼を責めるべきではないと思ってる。反省してる人間をネチネチ責め続けるのは、逆に潔くないしね。
やれんのか!も見たかったな。2006年(だったっけ?)は有料だけどネットで試合を見れたのに、今年はスカパーに入るしかないみたいなので無理だった。どっかネットで配信してくれたらいいのに。
